Sunday, December 27, 2020

擬態語、擬音語の頭韻音頭-5


あきあきするが 秋が来た
いろいろ もみじが 色とりどり
うろうろ していた ふくろうが
えんえん 泣いてる 縁(えん)の下
おりおり 見れば おりの中

かたかた ことこと 片(かた)いなか
きしきし ぎしぎし 木の橋渡(わた)る
くすくす 笑って くすね取る
けばけば している ばけものは
ことこと こっとん 水車をまわす。

さばさば さばが さばかれて
しみじみ 泣くのを しめじ聞く  
するする するめは すり抜けて
せかせか 世界(せかい)は せっかちだ
そもそも そばから 蕎麦(そば)はある。

たまたま たまには シャボン玉(だま) 
チンチン電車は チンドン屋
つくづく つくして つくしんぼ
てんでん ばらばら ばらが咲く
どうどう めぐりで どうでもなれ。

なれなれしいが ならずもの
にこにに にっこり にやけてる
ぬくぬく 育(そだ)って ぬくもって
猫は ねころび またたび たべて
のろのろ のっそり 伸びている。

はたはた はたと 困(こま)りぬき
ひっそり ひとり 昼寝(ひるね)する
ふらふら ふたりが ふり向けば
へっぴり腰(ごし)で 平気(へいき)の平左(へいざ)
ほとほと ほんとに 仏(ほとけ)さま。

またまた 待てば 待ちぼうけ
みるみる うちに 見る影(かげ)なし 
むらむらしても 村(むら)はある
めざとく めざせば めざしが燃(も)える
もうもう 煙(めむり)は もうたくさん。

やれやれ やっと やりとげて
ゆっとり ゆったり 湯(ゆ)につかる
よそよそ するのは よそうじゃないか
わんわん 泣くのは わんぱく小僧(こぞう)
うんうん ばかりの から返事。うん、うん。

 

sptt

 

 

 

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